3月から4月の初旬頃までマンホールや会所桝(排水トラップ)の蓋が割れている事が良く有ります。
割れる理由は、蓋の老朽化と荷重超過に由ります。
荷重超過の主な犯人は、
引っ越し時のトラックなど車重の重い車両が蓋の上に載る為です。
通常、駐車場などでは耐圧レジコンの蓋が使用されていますが、それでも重量の重い車両がその上でハンドルを切る等負荷がかかると割れてしまうようです。
そして万一、割れている事に気付かず歩行者が足を踏み入れたりしてしまうと思わぬ大怪我になり非常に危険です。
このような事故を防ぐには、設計の段階で車両が載る場所にマンホールや会所桝が無いようにする事が一番ですが、既にある場合は、鉄板製の蓋に取り換える事をお勧めします。
万一、割れている蓋を発見した場合は、手持ちの蓋のサイズが合えばその場で交換、サイズが合わなかったり手持ちが無い場合は、板材やコーンで応急処置を施します。
なるべくサイズの不適合が無い様に下の写真に有る様な鉄製の自在蓋を各担当者に1枚常備するようにしておくと良いと思います。
written by 石垣