梅雨の開ける前、湿度が高く気温が上がり始めの
まだ体が熱さに慣れていない
今の時期が熱中症に特に警戒が必要です。
私は何年間も炎天下でアパート共用部の清掃や
植木剪定、除草作業をして来て、
これまでに2回現場でダウンした経験が有ります。
2010年頃でしょうか。
これまでの夏とは暑さのレベルが違って来たのではないかと感じました。
当時はまだ熱中症に対して今ほど警戒されていませんでしたが、
高校球児が練習中に熱中症で亡くなったりする事故も起こり始めていました。
毎日強い日光を浴びているからなのか、少しづつ熱中症のダメージが
蓄積しているように感じてましたが、水分補給と冷たいタオル以外の対策を探す日々を過ごしていました。
そんな中、発見した私の熱中症対策を、2つご紹介します。
一つは即効性の高い方法、もう一つは高温の中で作業する人の生命を守る方法です。
即効性のある方法は、簡単です。
暑さのダメージを感じたら、コンビニに駆け込み氷系のアイスを食べる事です。
体の中から一気に温度を下げてくれます。
もう一つは、いわゆる「塩」です。 塩分と言うよりは、天然塩のミネラルの補給です。
数年前から熱中症に「塩分」を摂る様に言われ出しましたが、
私が言い出した頃は減塩ブーム?だったのか「塩」は少し体に良くないモノの様に言われていました。
私が塩を摂る事を知ったのは、石原 結實 著「「食べない」健康法」にこの様にあったからです。
『 昔、炭鉱夫が仕事中に汗をかきすぎて塩分を消失し痙攣を起こして死ぬ人が多数いたので、
炭鉱夫は塩をなめながら仕事をするのが習慣になっている。
アメリカで20万7797人の生活調査をしたところ、
1日の食塩摂取の少ない人達は2〜3g以下、多い人は11g以上だった。
塩分の摂取量により4つのグループに分けて調べたところ、
塩分摂取の少ないグループが一番短命で
塩分摂取の多いグループが一番長命で
しかも脳卒中や心臓病の罹患率も少なかったという。』
あの過酷な環境で耐えられたのは、塩を舐めながら作業していた事を知ったからです。
私が愛用している塩は、沖縄の綺麗な海水から作られた「粟国の塩」です。
この塩は、マグネシウムやカリウムなど60種類以上ものミネラルの成分を含んでおり、
公正取引委員会認定の公正マークを持ち、
2009年には農林水産省より『世界が認める輸出有望加工食品40選』にも選ばれました。
そして料理につかうととてもおいしくてなり、国内はもちろん、アメリカやスペインに卸すなど、
世界中のシェフを魅了していると言われています。
今では毎年テイクスのスタッフに熱中症対策の飴と一緒に配っています。